空になったガロンボトルや水パックの処理方法

2種類の給水用ウォーターボトル

ウォーターサーバーに使用する給水用のタンクには「再利用できるエコなガロンボトル(リターナブル方式)」と「使い終わったら廃棄するフィルムタイプ(使い捨てボトル方式)」の2種類の給水タンクが利用されています。どちらにも一長一短があるため、ユーザー側がどちらの方式のタンクを使いたいのかを最初にハッキリさせるべきでしょう。A社はガロンボトルを採用しB社は使い捨てタイプのタンクを採用するなど、必ずしも統一されているわけではありません。どちらの方式の給水タンクを使う方がライフスタイルに合っているのか?より満足できる方式はどちらかを十分に検討してみましょう。

繰り返して使えるエコなガロンボトル

一度使い終わっても再度中を洗浄して再利用できるのが、ガロンボトルタイプです。ガロンボトルの材質はポリカーボネイト製で、高温や低温などの温度の変化に強く、衝撃にも耐える丈夫な素材です。少々のことがあっても割れて中身の水が漏れだすような事はありません。このガロンボトルを使用する最大のメリットは使い捨てペットボトルの使用量を減らす事ができる点です。再利用できるガロンボトルなら使用済みのペットボトルというゴミを出す事は一切ありません。小さなエコと思われますが、トータルで考えると確実にゴミの減量化に貢献出来ます。エコを真剣に考えている方は一考の余地があるかと思います。

ガロンボトルのデメリット

確実にエコに貢献できるガロンボトルですがデメリットもあります。まず給水中にガロンタンク内部にボコボコと空気が混入する点です。内部の水を給水すれば代わりに空気が入り込んでしまうのは致し方ないことです。けれども空気中にはたくさんのカビやばい菌が浮遊していますので、それらがタンク内部に入り込むのはあまり気持ちの良い話ではありません。そこでボトル内部に空気が入る前にHEPAフィルターでばい菌などの雑菌やカビを99.9パーセント除去するサーバーも登場しています。また空のボトルは業者が回収しに来ますが、それまで各家庭で保管しなければなりませんので保管の場所が必要です。そこでボトルの種類によっては、どんどん上に積み重ねることの出来る形状のものもありますし、専用の保管ラックが準備あれているものもあります。

使い捨てのフィルムボトル

洗って再利用できるタイプの給水ウォータータンクがある一方、一度使ったらそれで終わり、使い切りの使い捨てタイプのウォータータンクもあります。これらはワンウェイタイプの給水タンクやフィルムタイプのタンク、クラッシャブルタイプのタンク、エアレスタンクなどとも呼ばれています。一度使終わったら小さくたたんで資源ごみとして出せます。最大のメリットは使い終わったらすぐに廃棄できるので、ガロンボトルのように回収されるまで保管する必要がない、つまり場所を取らない事です。またタンク自体が大変柔らかい素材で出来ているため水を使うたびに容器自体がグシャっと潰れていきます。そのため容器内部に空気が入らないため衛生的であると言われています。

フィルムボトルのデメリット

フィルムボトルのデメリットは、意外にも外部の空気が内部に侵入しにくいため衛生的である、という点にあります。内部が衛生的に保たれるからと言って、何年もセルフメンテナンスだけで大丈夫でしょうか?長年使用していると内部タンクにもカビが生えてくる事も考えられます。そこでフィルムタイプのタンクを採用していたとしても、1年か2年に一度はしっかりと内部をメンテナンスしてくれる業者を選びましょう。また自分自身でボトルを処分しなければなりませんので、タンクを折りたたんで資源ごみとして廃棄する手間がかかります。それでもガロンボトルのような保管場所が必要ないのは大きなメリットでしょう。

具体的な処理方法

市販のペットボトルを廃棄しようとするとそれなりにかさばります。小さく折りたためればいいのですが意外と素材が固く、簡単に握り潰せない事もあります。ところがフィルムタイプのタンクですと素材が非常に柔らかいPET樹脂製なので、小さくたたんで廃棄できます。また上からグッと力を入れれば割合弱い力で潰すことができ、小さくできます。廃棄する際にタンクがかさばると、廃棄用のゴミ袋も無駄になりますのでコンパクトに小さくたためるのはとても嬉しいですね。以上はフィルムタイプのタンクの処理方法ですが、ガロンタンクの場合は業者が決まった日時に訪問して回収して行きますので、担当者に空のタンクを渡せばそれでOKです。不在中に担当者が回ってくる場合は、あらかじめ決めておいた場所においておきましょう。

給水用のタンクにもそれぞれメリット・デメリットがあります。ユーザーが何を求めるか?また自社トラックでの宅配可能エリアに住んでいるかどうかでも、選択できるタンクの種類が変わってきます。後悔しない商品選びのためにも、最低限の知識は頭に入れておきましょう。